こんにちは、管理人のワッシィーです。
実は今日、このブログの構成を練ろうとパソコンに向かっていたのですが、急に一本の電話が入りました。 「ちょっと断捨離してるんだけど、一人じゃ無理だから手伝いに来てくれへん?」
……実家からのSOSです(笑)。 急いで駆けつけると、そこには大量のモノ・モノ・モノ…。 結局、半日かけてゴミ袋の山を作ってきましたが、いやあ、腰が痛い!
今日の作業を通して、片付けのテクニック以上に**「自分の年齢」と「家族の時間」**について深く考えさせられる一日となりました。
屋根裏部屋の往復で感じた「65歳の現実」

今日一番キツかったのが、2階にある屋根裏収納からの荷下ろしです。 若い頃なら何でもなかった作業ですが、僕もまもなく65歳。明らかにパワーダウンしていることを実感せずにはいられませんでした。
腕力だけではありません。反射神経も鈍っているのか、大きな荷物を抱えて急な階段を降りるのが、正直「怖い!」と感じたのです。
「いい加減、年齢を考えないといけない時期に来ているのかもしれないな…」
ふと、そんなことが頭をよぎりました。 安全を第一に考えるなら、無理に家族だけでやろうとせず、専門の業者さんに頼むという手もあります。 プロに荷下ろしを任せて、売れるものはそのまま買い取ってもらう。費用はかかりますが、怪我のリスクを考えれば賢い選択肢の一つです。
それでも「家族で片付ける」意味

「次は業者に頼もうか?」なんて言葉も喉まで出かかりましたが、汗だくになりながら親兄弟と「これ、懐かしいなぁ」「こんなん出てきたで!」と言い合っているうちに、考えが変わりました。
たまに親兄弟と顔を合わせるのも、こういう機会がないとなかなかありません。 モノを動かすのは大変でしたが、古いアルバムや思い出の品を囲んで笑い合う時間は、なんだかんだ言っても**「ほっこり」**するものでした。
ただの労働だと思えば辛いですが、**「家族の再会のきっかけ」**だと思えば、この腰の痛みも悪くないかもしれません(笑)。
とはいえ、作業自体は効率よくやらないと体が持ちません。 今日私たちが実践した、心が折れない「片付けのコツ」を3つだけシェアします。
1. 思い出には手を出すな!「明らかなゴミ」を狙い撃つ
片付けで一番やってはいけないこと。 それは、アルバムや手紙から手をつけてしまうことです。見入ってしまって絶対に進みません。
最初に狙うべきは、感情が入る余地のない**「明らかなゴミ」**だけです。
- 賞味期限が切れた調味料・缶詰
- 期限切れのクーポン、黄ばんだ説明書
- 壊れて動かない家電
これらを「無心」でゴミ袋に入れる。まずはこのリズムを作ることが大事です。
2. 迷ったら負け。「保留ボックス」を作る
「これ、まだ使えるかな?」「捨てるのは惜しいな…」 そうやって5秒以上悩んでしまったら、その場での判断はやめましょう。
用意するのは段ボール箱ひとつ。名付けて**「保留ボックス」です。 迷ったモノは、とりあえずこの箱に放り込みます。大事なのは「手を止めないこと」**。箱がいっぱいになったら、一旦見えない場所に置いておけばOKです。
3. 「捨てる」のではなく「譲る」と考える
まだ使えるモノをゴミ袋に入れるのは、心が痛みますよね。 そこで思考を切り替えましょう。**「捨てる」のではなく、「誰かに譲る」**のです。
- メルカリやヤフオクに出す
- リサイクルショップに持ち込む
- 寄付団体に送る
今日の実家でも、未使用のタオルや食器は「これは売れるかもよ?」と別の箱に分けました。そうすると、親も「それなら手放してもいい」と納得してくれました。
※ちなみに、「メルカリに出したいけど、説明文が面倒…」という方は、AI(ChatGPT)に書かせると一瞬です。(これについては、私の別サイト**「AI活用研究所」**の方でも紹介していこうと思います)
まとめ:怪我なく、楽しく、前向きに

今日一日、実家の片付けを手伝ってみて、部屋の空気が少し軽くなった気がします。 親も最初は嫌がっていましたが、床が見えるようになると「広くなったなぁ」と嬉しそうでした。
終活(Ending Act)の片付けは、人生の幕引きをするための寂しい作業ではありません。 これからの毎日を、安全に、快適に過ごすための「リフォーム」であり、家族とのコミュニケーションです。
皆さんも、無理のない範囲で――決して階段で無理はせず(笑)――小さな「Act(行動)」を始めてみませんか?
