クロスバイクに乗っていた頃は、走り出してしまえば気持ちのいい自転車でした。

でも年齢を重ねると、少しずつ「しんどいな」と感じる場面が増えてきます。

信号待ちからの発進。
買い物をした帰り道。
重い荷物を積んだ時。
少し遠くまで出かけた帰り道。

以前なら気にならなかったことが、だんだん負担になってきました。

そこで私は、ファットタイヤの電動アシスト自転車を選びました。

クロスバイクが悪くなったわけではない

クロスバイクに不満があったわけではありません。

スピードに乗れば軽快ですし、運動にもなります。
今でも体調のいい日や、少し走りたい日は乗りたくなります。

ただ、毎日の移動や買い物を考えると、少し事情が変わってきました。

お米や飲み物など、重い荷物を積んで走る。
疲れている日でも、用事があれば出かける。
信号が多い街の中で、何度も止まっては発進する。

そんな生活の道具として考えた時、私には電動アシストの方が合っていると思ったのです。

なぜ、ファットタイヤの電アシなのか

電アシを選んだ詳しい経緯は、こちらの記事に書いています。

電アシなら、もっと普通の形の自転車もあります。

それでも私が選んだのは、太いタイヤが付いた、少しごついファットタイヤの電アシでした。

理由は単純です。

カッコいいと思ったからです。

もちろん、安定感がある。
荷物も積みやすい。
ゼロ発進が楽。
坂道も気にならない。

そんな実用的な理由もあります。

でも最後に背中を押したのは、「これに乗ったら面白そうやな」という気持ちでした。

定年後の買い物や移動は、ただ用事を済ませるだけの時間にしたくありません。

せっかく出かけるなら、少しワクワクする自転車に乗りたい。

それが、私にとってはファットタイヤの電アシでした。

「年甲斐もなく」と言われることもあります

この自転車に乗っていると、たまに言われます。

「年甲斐もなく、何という自転車に乗っとんじゃぁ」

「こんな自転車、高いんじゃないの? もったいないなぁ」

そんな時、私は反論しません。

こんなご意見も、ありがたく受け入れます。

そしてニコッと笑って、こう言います。

「カッコいいでしょ〜」

言ったら、サッと立ち去ります(笑)。

心の中では、少し羨ましいのかもしれない

もちろん、本当に相手が何を思っているのかは分かりません。

でも私は、少しこう考えます。

心の中では羨ましく思っているのではないか。
自分もやってみたいのではないか。
ただ、人と違うことを選ぶ勇気がないだけではないか。

これは私の勝手な解釈です。

でも、そう思うと少しお気の毒にも感じます。

人は年齢を重ねるほど、「普通はこうするものだ」と考えがちです。

でも、定年後こそ人と同じである必要はないと思うのです。

人と同じでは、楽しくない

こんな人おらんやろなぁ~(笑)

私は、人と同じでは嫌なんです。

人と同じでは、楽しくないんです。

大したお金を使わなくても、少し工夫すれば、人と違う楽しみ方は見つかります。

自転車を変える。
家庭菜園を始める。
AIを使ってみる。
ブログを書く。
今まで行ったことのない場所へ行く。

何でもいいと思います。

大切なのは、誰かに決められた楽しみではなく、自分が「これをやってみたい」と思えるものを選ぶことです。

私と同じことをする必要はありません

私はファットタイヤの電アシを選びました。

でも、みなさんに同じ自転車を勧めたいわけではありません。

ゴルフが楽しい人もいる。
釣りが楽しい人もいる。
料理、カラオケ、旅行、畑仕事、仲間とのランチ。

楽しみ方は、人それぞれです。

ただ、自分が本当にやってみたいと思うことを、
「年甲斐もない」
「もったいない」
「周りがどう思うか」
だけであきらめないでほしい。

定年後は、余生ではなくセカンドステージです。

自分の楽しみを、自分で見つける。
自分の人生を、自分でカッコよくする。

私はこれからも、この自転車に乗って、そういう楽しみを増やしていこうと思います。