ワッシィ

僕は60歳で会社を早期定年しました。

この記事の内容を、約5分の動画にもまとめました。
文章で読む前に、よろしければこちらからご覧ください。

定年後は、のんびり過ごすだけではなく、自分の店を持ちたいと思っていました。

そこで始めたのが、スマホ修理店です。

ただ店を開けているだけでは、お客さんには来てもらえません。
集客のためにも、スマホに関わる活動をしようと考え、高齢者向けのスマホ教室を始めました。

これが、その後の僕の定年後の活動につながっていきます。

スマホ教室から、行政とのタイアップが始まった

スマホ体験教室
社協スマホ体験教室

スマホ教室を続けているうちに、行政や社会福祉協議会の方とつながる機会ができました。

社協を紹介してもらい、町内会の老人クラブが行うカルチャー教室の一つとして、スマホ教室を立ち上げてもらいました。

僕は講師として招いていただき、講師料もいただいていました。

高齢者がスマホを使えるようになる。
LINEで家族と話せる。
地図を見られる。
キャッシュレス決済を試してみる。
詐欺らしいメールを見分ける方法を考える。

生徒さんが少しずつできることを増やしていく姿を見るのは、やりがいがありました。

講師料をいただいていたので、仕事としても一応は成立していました。

ただし、月に1回、1時間半ほどの教室です。
大きな収入になるわけではありません。

当時はまだ60歳。
お小遣い程度の収入だけで生活していけるはずはありませんでした。

行政の考え方と、自分の商売の考え方は違った

行政にも立場がある!

行政や社協の方と打ち合わせをしながら、「どうすれば活動を続けながら収入も増やせるだろう」と考えました。

でも、ここには大きな違いがありました。

行政や社協は、市民が市民のために何かを起こすことを支える立場です。
営利を目的に事業を大きくしていくための組織ではありません。

もちろん、無報酬で働かせようとしているわけではありません。
講師として活動する人への配慮もしてくれます。

ただ、僕のように「生活できる収益を作るにはどうするか」と考える人間とは、究極のところで目指す方向が違うのです。

これはどちらが正しい、間違っているという話ではありません。

市民活動として続けること。
地域のために役立つこと。
その考え方は大切です。

でも僕には、生活を守りながら、これからの自分の仕事を作っていく必要がありました。

そこで、「行政と一緒に収益の仕組みを作る」という考え方はいったん手放し、自分の立ち位置へ戻ることにしました。

一週間を半分に分けて考えた

定年後の仕事はハーフタイムで!

そんな時、たまたまマンション管理人の募集を見つけました。

今は、1日5時間、週4日働いています。
週休は3日です。

この働き方を選んだのには、自分なりの考えがあります。

一週間のうち半分は、今を生きるために働く。
もう半分は、10年先の自分の仕事を作るために使う。

マンション管理人の仕事で、日々の生活に必要なお金を得る。
休みの日には、ブログを書き、AIを使い、これからの仕組みを考える。

僕にとっては、このバランスがちょうどいいのです。

完全に仕事を辞めてしまうと、時間は増えます。
でも、生活のリズムまでなくなるかもしれません。

反対に、フルタイムで働けば、未来のために動く時間がなくなります。

だから僕は、今を支える仕事と、未来を作る仕事を、半分ずつ持つことにしました。

休みの日も、何もしない日はない

正直なところ、今は「何もしない休みの日」はほとんどありません。

休みの日は、パソコンの前でブログを書いたり、AIを使って仕組みを考えたりしています。

家庭菜園で野菜を育てる。
電動アシスト自転車で出かける。
通販で気になる商品を試してみる。

これらは、単なる遊びです。

でも僕は、遊ぶことが未来の仕事になると思っています。

自転車で感じたことは、ブログの記事になる。
家庭菜園の成功や失敗も、誰かの参考になるかもしれない。
AIを使ってブログを書く実験は、将来の仕事の仕組みにつながるかもしれない。

遊びながら体験する。
体験を言葉にして発信する。
そこから次の企画を考える。

僕にとっては、これが今の仕事です(笑)。

マンション管理人は、体を動かし未来を考える場所

一日中パソコンの前に座っていると、運動不足になります。

体を動かさず、ずっと頭だけを使っていると、めまいがすることもあります。
そして不思議なことに、動かないと発想も湧いてきません。

マンション管理人の仕事は、少し体を動かします。
人とも話します。

人と話すことで気づくことがある。
何気ない会話から、思いがけないひらめきが生まれることもあります。

僕が働くマンションは、住民の3分の1ほどが定年後の高齢者です。

その人たちを見ていると、10年先の自分を見ているように感じることがあります。

どんなふうに暮らしているのか。
どんな困りごとがあるのか。
元気な人は、どんなことをしているのか。

マンション管理人の仕事は、収入を得る場所であると同時に、未来の自分を学ぶ場所でもあります。

だから、僕にとってはそれほど苦になりません。

高齢になってからこそ、自分の未来を設計する

年齢を重ねてから、行き当たりばったりで暮らすのは少し怖いものです。

体力はどう変わるのか。
収入はどうするのか。
どんな楽しみを持つのか。
誰と、どのようにつながるのか。

その答えを、誰かが用意してくれるわけではありません。

自分の未来は、自分で作る。

それは不安を減らすことにもなります。
そして、未来を自分で考えること自体が、楽しみの一つになるのではないでしょうか。

今を支えるために、少し働く。
未来を面白くするために、少し遊ぶ。

僕はこれからも、この二つを行ったり来たりしながら、定年後の人生を作っていこうと思います。

挑戦を止めないで。